ホーム > デジ一男の日々是新鮮ブログ > ひとごとではありません

2010年 05月 12日 水曜日

ひとごとではありません

 
 マスコミ志望で就職活動をしていた頃、もうラジオは終わった、新聞・テレビも未来も決して明るくはないぞという話をOB訪問の際に耳にしました。それから二十年以上を経た今でも、ラジオ、テレビ、新聞ともなくなってはいません。しかし、特にインターネットの普及以来、様々な変革のうねりが情報メディアに押し寄せ、パラダイムシフトが起こる予感は常にあるのも事実です。

 一方、情報を伝える記録媒体などに目を向ければ、二十数年を振り返ると、アナログレコード、カセットテープ、フロッピーディスク、ブラウン管、銀塩フィルムなどが、それらに代わる新しいメディアに主役の座を取って代わられました。私自身、アナログレコードや銀塩フィルムへの愛着が消えたわけではなく、アナログの良さもわかっているつもりです。でも、それを上回る新しいメディアの利便性やそれがもたらすメリットには抗えない、受け入れるべきは素直に受け入れ利用しながら生活しているのも現実です。

 そんな中、iPadの発売を機に、ますます話題に上るようになったのが電子書籍です。私自分が携わっている業界・ビジネスに直接影響があるものがあれこれと取りざたされ、いまスポットライトを浴びています。

01_ebook.jpg←まもなく小社より発刊される『電子書籍元年 iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?』の見本誌が到着、早速読み始めました。iPhoneで撮影したこの写真、PSアプリで青焼きのイメージに加工し、G-mailに転送しアップロードしたものです。ちょっとしたことですが、パソコンにソフトウェアをインストールして使う時代から、スマートフォンやクラウドがそれにとって代わるかもしれないことの現実味を感じる瞬間です。

 「たとえば出版業界に関係するさまざまな業種がもういらなくなるかのごときセンセーショナルな文句を並べたて、危機感を煽るかのごとき本ではありません。出版や新聞・雑誌業界のさまざまな側面を知る著者が、その経験と知識、調査をもとに展開した分析、そして私見も含め本にまとめたものです。関係業界の方々にも是非お読みいただき、さまざまな立場・角度からご意見もいただきたい」。

 昨晩、藤井編集長よりこんなご説明をいただきました。そこで、急遽発売前に全文PDFを無料で読めるTwitterによるブログモニター企画も決定し、本日より募集告知を開始しております。一部ではもう出版社はいらないなるという刺激的なご意見もある中、まさに当事者の立場にある私にとっても、この本に書かれていることは非常に興味深いものがあります。

 著者、取次、書店、印刷会社など関係業種の所属される方々、写真、デザイン、イラストなど深く関係のある立場にいらっしゃる方々、そして一般読者の立場の皆さんにもご一読いただき、ご意見をたまわれれば幸いです。(水島晃一)

2010年5月12日 23:09 : コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.impressjapan.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/6969

このリストは次のエントリーを参照しています: ひとごとではありません



(初めてコメントする場合、承認されるまではコメントが表示されない場合があります。)





画像の中に見える文字を入力してください。