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2006年09月13日
ひとつ上のハッカーが語る欺術(ぎじゅつ)
こんにちは、編集のHです。
「Web2.0」がまだ流行ってますよね。
RSSとかSNSとか、さらにはajaxまで、久々にITキーワード満載の一年になりそうな予感です。やはり、新しいサービスやビジネスには注目が集まるものだなと当たり前のことを当たり前に思ったりしています。
そんな中、今日ご紹介するのは「ハッカーの本」です。
ハッキング
ネットワーク侵入
企業ホームページの改ざん
Winnyによる情報漏えい
オレオレ詐欺
…
web2.0と比べると、後ろ向きだったり暗い感じがする言葉ばかりです。「また顧客データ流出のニュースかよ」と気にもとめずに聞き流す毎日ですが、実際、ネット犯罪も後を絶たず、またセキュリティ対策が不十分な機関も多く存在するようです。
政府機関のセキュリティ対策、6省庁が対策不十分の「D」判定
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/26/12788.html
(by Internet Watch)
『ハッカーズ その侵入の手口』は、このような犯罪の手口ばかりを集めた本です。著者のケビン・ミトニックは1995年にアメリカで初めて逮捕されたハッカーで、当時、その事件は全米の注目を集めました。後に、その攻防が書籍・映画化され、彼の名はアメリカから世界へ知れ渡ったのです。
書籍『FBIが恐れた伝説のハッカー 上/下』
書籍『テイクダウン 若き日の天才日本人学者VS超大物ハッカー 上/下』
映画『ザ・ハッカー』
そんな悪名高いミトニックですが、逮捕後は改心し、今はセキュリティ・コンサルタントとして精力的に活動しています。彼の犯罪は米政府や人々を震撼させた一方、その知識と欺術は国のお墨付きとなり、また多くのハッカーから羨望の眼差しをうけているというわけです。まさにカリスマ。
ミトニックの最新作『ハッカーズ その侵入の手口』では、彼のもとに寄せられた侵入事件のうち、信憑性の高いものだけを選んで詳細に記しています。前作『欺術』で示したミトニックの鋭い視点はもちろん、登場するハッカーたちの心情にも迫ります。獄中生活を味わったミトニックだから犯罪者の気持ちがわかるのかもしれません。
本書を編集した後、私と訳者は、「海の向こうの自慢話か」と切り離して考えることはできず、自分のパスワードや暗証番号がついつい気になってしまいました。みなさんはどうでしょう。
今回、発売に際し、次のようなコンテストを企画しました。
「発売前先行公開
+本書をあなたのブログでオススメしてみませんかコンテスト」http://home.impress.co.jp/hackers/
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日常において、危機感を感じる場面は少ないですが、自分が気づかぬうちに大事な情報や財産が盗まれてしまう、という可能性はゼロではありません。そう思いながら読むと、「騙されないためにはどうしたらいいのだろう」という気持ちが自然と沸いてきます。
また、本書はハッキングの手口のオンパレードですので、それらに驚き、ときにハラハラドキドキしながら読み進めることもできます。さらには、セキュリティの指南書として役立つ場面もあるでしょう。
みなさんが本書をどんな視点で読まれるのか、とても興味があります。
ぜひ、先行PDFをお読みいただき、ご自身の感想をブログにアップしてみてください。
たくさんのご応募、お待ちしております。