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インタラクティブの流儀 ブランド価値を高めるネット広告クリエイティブ

¥1,890 (本体 ¥1,800+税)
品種名:書籍
発売日:2007/02/02発売
ページ数:256P
サイズ・判型:A5判
著者:吉原有希
ISBNコード:978-4-8443-2358-7
付録:

Webサイトのつくり方がガラリと変わる。

ネットで話題になるWebサイトは、企業とクリエイターがどのような考え方で、どのようなゴールを設定し、どのようなインタラクティブな要素を加えて作っていったのか。新聞6紙、ウェブサイト、リアルイベントをミックスしたプロジェクト「スラムダンク1億冊感謝広告」や、2006年に開催された第4回東京インタラクティブ・アド・アワードでグランプリを受賞したハインツ日本の「ケチャップリポート」などを例に、トップクリエイターたちが明かす、最先端Webコミュニケーションのノウハウを収録。 【登場コンテンツ】 スラムダンク1億冊感謝広告/資生堂「マキアージュ」「uno」「マジョリカ マジョルカ」/アマナ「『伝える』から『伝わる』へ」/ハインツ日本「逆さケチャップ」/赤城乳業「ガリガリ君」「濃厚旨ミルク」/バスキュール オリジナルコンテンツ/富士フイルム「Forests Forever」


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動作環境:WindowsXP、Me、2000、98/ブラウザInternetExplorer5.0以上/解像度1024×768以上/ネットワーク128kbps以上(左記以外のブラウザ、Macintoshでは動作しません)

詳細

■ページイメージ




■著者からのメッセージ
 自由度が高まったネット上の広告表現が「インターネット革命」と呼ばれ、その一方でテレビCMは崩壊するといったことが言われ出す。PCやネットを舞台とし、大きな変化が起きていることは確かなのだが、それがどういったものなのか、情報が多い割に分かりづらい。  「事件は現場で起きている」。あの映画のセリフには、説得力がある。ならば優れたウェブサイトやインタラクティブコンテンツを制作している現場に行き、できる限り深く潜行し、そこで起きている事柄の総体をつかむことだ。表層の動きや対応の奥にあるもの、背景としてプロジェクト全体を支えている広がり。そこを見据えなければ、ウェブサイトやインタラクティブコンテンツの全貌を理解することはできない。  制作者たちの個人史や、企業史なども含めて、なぜそういうウェブサイトになったのか、どうしてそういうコンテンツが制作されたのかを、理解できるまで探っていく。それが本書のテーマだった。  幸いなことに優れたウェブサイト制作者の方々に協力していただくことができ、その制作過程を追体験できた。刺激的で、充実したコンテンツやウェブサイトには、それにふさわしい、独特の時間の堆積、人々の出会いと作業の積み重ねがあった。それについての記述は、自然に彼らのやり方、「流儀」についての、七つのドキュメントストーリーになった。(「はじめに」より)

■編集者からのメッセージ
 星の数ほど存在するネット広告のなかで、ブログや掲示板で話題になるウェブサイト、あるいはGoogleやYahoo!などで検索上位にくるウェブサイトはほんのわずかです。話題になるウェブサイトにはアクセスした人をひきつける魅力があり、それは企業(あるいは商品やサービス)の価値を生んでいます。  では、そうしたウェブサイトは、企業とクリエイターがどのような考え方で、どのようなゴールを設定し、どのようなインタラクティブな要素を加えて作ったのか。平面的なPCの画面からは見えない、話題になるネット広告の作り方とはどういったものなのか。それが、私の知りたかったことです。  本書ではその発想から制作までのプロセスを、ファンへの感謝の気持ちを伝えたいという想いから生まれた「スラムダンク1億冊感謝広告」や、2006年に開催された第4回東京インタラクティブ・アド・アワードでグランプリを受賞したハインツ日本の「ケチャップリポート」などの事例をひきながら、明らかにしていきます。本書を読んで、ネット広告を作るうえで大切なことは何なのか、ひとつでも“気づき”があれば幸いです。

目次

目次



はじめに



「新聞広告」「ウェブサイト」「リアルイベント」の統一体

スラムダンク1億冊感謝広告

暗号のような新聞広告/『スラムダンク』の純度の高さ/ベースとなった八年間の歳月/「星野阪神優勝」のチーム/マスメディアの危うさと曖昧さを乗り越えて/超アナログ派の個人サイト/電通のデジタルクリエイティブ/カンヌ国際広告祭にて/見えてきたもの/ウェブ上の体育館に集い合う/デジタルネイティブ世代の二人/作者自身が送ったパス/大切なのは、終わり方/見い出された場所/イベントは手作り感覚で/二三枚の黒板漫画/一二月三日、晴れ



なにげなく見ているウェブサイトの向こう側

資生堂

進取の気性/トップページのやわらかな印象/企業史が甦る場所/本社移転/トップ交代とメガブランド構想/男性向けブランド「uno」/深い位置でコンテンツ展開する「マジョリカ マジョルカ」/ウェブ管理は「お客さまセンター」/一対一コミュニケーション



優良コンテンツは一日にして成らず

アマナ

東品川と天王洲アイル/ワンソース・マルチユース時代の会社プロデュース術/安住の地から飛び出す/「人」という一貫性/ガウディとナーヴァスなモナリザ/ecotonoha/「今まで話したことは、すべて忘れてください」/美大・映画と評論・新聞社勤務/サイトを立ち上げ、ウェブデザインの道へ/ウェブコンテンツを使ったイメージ広告/一二個の漢字一文字/動画撮影とアコースティックなアンビエント性/カンヌからの通知



ウェブ2.0時代のグランプリコンテンツ

ハインツ日本

三人部隊/外資系企業ウェブサイト/人の五感に訴えるアナログ性/エディトリアルデザイン感覚/引き算の美学/商品が出てこない製品紹介コンテンツ/服飾デザイン・ゲーム制作・VJ/体育会系・アメリカ留学・組織論/強力新製品とアラ探し/動いたらこっちのもの/五七組の素材撮影-ドキュメンタリーの強み/洗練デザインとアナログ感覚の作り込み/多くは見せるが、すべては見せない/非公式公開期間のアクセス解析



キャラクターの世界観に、サイト全体が包み込まれる

赤城乳業

コンビニの激戦を勝ち続けるアイス/プロモーションもガリガリ色/キャラクターが持っている強い求心力/アイスを高級自動車のように見せる/売上高や会社組織図までソフト路線/タレントを起用したプロモーションサイト/工場の上の本社



柔軟な制作体制とチーム結集力が作るユニークコンテンツ

バスキュール

「私たちはインタラクティブコンテンツ制作者」/貝殻・UFO・火山の噴火/ありふれた質問/バイオテクノロジー・造園業・IT/自主コンテンツ制作へ/ジャズドラマーとシンセギタリスト/変幻自在の制作体制



企業の“顔”として機能する連載型ブランディングサイト

富士フイルム

切迫した理由/事業部ごとのコンテンツ/企業原点への遡行・撮影することの意味/残すべき資産「森」についての「気づき→理解→共感」/変革期のさなかで/最前面に浮上した「Forests Forever」



あとがき

カスタマーレビュー

1人中、0人の方が、 「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価 4【腑に落ちない】2008/10/23

By monomin (東京都)

お話の流れはとっても面白い。
けれど、関係者としてはちょっと腑に落ちなかったので星は四つで。
時の人である中村勇吾が制作したアマナ、富士フイルムのForest Forever。
それらに関わっているデザイン会社名がさらっとしか出てこないのは、業界で既に知られた企業だから?
掲載されない事情は知らないが、うーん、腑に落ちない。

6人中、3人の方が、 「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価 5【これが本当のインタラクティブ!】2007/02/13

By Webマーケター (東京都港区)

インタラクティブを短絡的に捉え、双方向コミュニケーションについて論じた文献はあまたあるが、この書籍が「インタラクティブ」の本質を述べようとしている姿勢は、高く評価できる。

コンピュータを介するとはいえ、結局「インタラクティブ」とは人間同士のコミュニケーションなのだから、そこには作り手の思いや、物語、ドラマがある。たしかにコンテンツは「成果物」だ。だが、すぐれたコンテンツの舞台裏にある物語にこそ、そのコンテンツのルーツや思いが現れる。それは、こうした書籍というメディアを介してしか、我々ユーザーは知るすべがない。

ウェブの企画に携わる人、そしてFlashを駆使してインタラクティブコンテンツを作る「フラッシャー」と呼ばれる制作者たちは、まずは手にとって欲しい。

2006年のカンヌ国際広告際で賞をとったアマナのサイトをはじめ、ハインツの逆さケチャップ、赤城乳業のガリガリ君といった話題のウェブサイトが誕生にいたるまでのプロセスを丹念に取材している。

こういう書籍を読んだ上でウェブサイトの企画・制作を行うと、必ず一皮向けたレベルのものが作れるのではなかろうか。そんな気にさせる1冊だった。

ほかの人のレビューにあるとおり、漫画「スラムダンク」の1億冊感謝広告を取材した1章はいい話だ。自分もこうしたインタラクティブ・プロジェクトに携わってみたいと素直に感じた。そして、泣けた。

8人中、5人の方が、 「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価 5【ウェブサイト制作現場の舞台裏がわかる本】2007/02/05

By 企業のウェブ担当者 (東京都)

7つのウェブサイトができるまでの舞台裏、
それぞれの企業の担当者、クリエイターの「流儀」が詳細に書かれている。
成功するウェブサイトはどうしたら作ることができるのか、
その答えがズバリ書かれているわけではないが、
ヒントを読み取ることができる本だ。

アマナやハインツ「逆さケチャップ」の内容が気になって購入したが、
アイデアの出し方や、やはりスケジュールはキツイのだなということがわかった(笑)
有名クリエイターや大企業の経験や考え方など、ウェブサイトを制作するうえで、
クリエイターはもちろん、企業側の人間が読んでも参考になると思う。

また、これはビックリしたのだが、スラムダンクの「あれから10日後」のことが、
ここまで詳細に書かれているとは思わなかった。
あの黒板漫画が描かれるまでのドキュメンタリーは、
(スラムダンクをリアルに読んでいたこともあり)ちょっとウルウルしてしまった。
スラムダンクファンは、ここだけ読んでもいいかもしれない(笑)



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